私欲のやきもの

日々悶々と過ごす
陶芸家 加藤直樹の日常
小谷栄次 加藤直樹 二人展

先日までのチャリティー展「倉敷からの風」にお越しくださったみなさま誠にありがとうございました。

心配していたコロナの影響はあまりなく、むしろ売上は昨年よりよかったくらいです。

経費を差し引いた売上はアムダを通じて東日本大震災の復興支援にあてさせていただきます。

みなさまのご協力に感謝いたします。

 

Thank you for your cooperation at our charity exhibition.

There is no effect of coronavirus,  sales are even better than last year.

After deducting expenses, the sales will be donated to AMDA.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、僕は今月末から始まる小谷栄次さんとの二人展を前に全ての余裕を失っています。

それもこれも栄次さんと顔合わせをした日、確か1月だったと思います。

その時に僕から次のような提案をさせてもらいました。

「栄次さんの作る定番の形を僕の技法で写させてもらいたいです。できたら5つくらい」

 

思えばこの5つくらいっていうのが余計でした。わずか2ヶ月で僕が5つも作れるわけなかった。。

 

この作品展が決まったときに考えたのが、栄次さんはお父さんの代から長く民芸に携わられていて

その器形というのは用のため無駄なく完成形に近いものであろうと、

それならばその形を写すことで僕の作品も次のステップに進めるんじゃなかろうかと。

 

そうすればお互いの作品を横に並べて展示することもできて、作品展としてのまとまりも生まれるのではと。

 

I lost all my time because our show is going to start at the end of March.

I suggested to Eiji-san that I try to remake your pieces by my technique.  If you were possible, 5 pieces. 

I shouldn't have say 5 pieces. I can't do that at all.

But I do as possible as I can.

 

 

 

 

 

 

うまくいくかどうかわかりませんが、実はまったく新しい技法で新作も作っています。

出せるかどうかほんとに怪しいのですが。

うまくいけば持って行きます!!

 

Actually I challenge brand new piece by new technique.

I don't know if it will be good. That is in my kiln now.

Please looking forward it!!

 

 

小谷栄次 加藤直樹 二人展

Two men exhibition  Eiji KOTANI   Naoki KATO

2020.3.28(Sat)-4.5(Sun)

11:00-18:00 (Last day until 16:00)  Close: Tuesday

OKA Art Gallery  岡アートギャラリー

 岡山市中区浜2−2−38 

 

 

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第9回倉敷からの風

コロナウイルスによって世界はシビアな方向に傾いていますね。

テレビをつけるのが疎ましくなるくらいに。

The world situation tend to be sirious by coronavirus.

I don't want to turn on the TV.

 

情報を精査して自分で判断して行動しましょう。

大切なのは毎日の検温と手洗いの習慣、休む勇気です。

You should examine the information, judge by yourself and take action.

The important things are daily temperature check, habit of washing hands and courage to rest. 

 

さて、そんな昨今ですがチャリティー展「倉敷からの風」を開催いたします。

今回はマスク着用を必須とさせていただきます。ご面倒をおかけしますが、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。

In this situation now, we are going to held the charity exhibition "KURASHIKI karano kaze".

It's necessary that you wear a mask this time. Thank you for your cooperation.

 

 

 

 

 

 

 

 

nature work flower を含む3点を出品します。

チャリティーオークションですので、価格設定はほぼ半額くらいにしています。

少しでもみなさんのお役に立てますように。

I will list 3 items including "nature work flower"

Since this is a charity auction, the price is about half of it.

I hope I can be of any help to you.

 

今回で9回目の東日本大震災復興支援。来年をもってこの会はおしまいにするつもりでいます。

出品くださっている作家の方々にも本当にお世話になりました。

毎回来てくださるみなさまにも助けられています。

あと2回、よろしくお願いします。

This time is 9th reconstruction support for the great East Japan earthquake. We will finish this exhibition next year.

We really appreciate the artists participating this.

We are helped by everyone who comes every time.

Thank you for your great help.

 

なかなか外出しづらいですが、機会があればぜひ寄ってやってください。

I think it's hard to go out now. But please come in, if you have a chance.

 

 

 

 

 

 

第9回東日本大震災復興支援のためのチャリティーオークション

倉敷からの風

2020.3.12(Thu)-15(Sun)

10:00-18:00  ※15(Sun) until 13:00

ギャラリー十露 Gallery JYUROU  岡山県倉敷市本町3−9−1

 

 

 

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香港での作品展と岡山での作品展

今年はお正月休みをたくさん取りました。

毎年行ってる金比羅さんの785段の階段を息子(4歳)が一人で上り下りできたのとおみくじが大吉だったのがお正月の思い出です。

 

 

年が明けて1週間ほどして作品展のために香港に行きました。

初めての場所ではじめましての作家さんたちと常に英語という、今考えると不安要素たっぷりの環境でしたが

みなさんにほんとよくしてもらって、いろいろできなかったことも含めていい経験になりました。

英語はほんとできなくて、この作品展が決まった時からずっと焦ってましたけど、お正月にゆっくりしたら急に開きなおることができました。

 

 

 

 

 

みんな優しくて、僕がしゃべるのも待ってくれたりわかりやすく言い直してくれたり。

ほんとにありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

作品展中にはアーティストトークやデモンストレーションのプログラムが組まれていて、いろんな考えや方法に触れることができました。プロデュースしてくれたSoLingもきっとこの部分を核にしたかったんだと思う。Thank you Soling!!

まぁ2割くらいしかわかりませんでしたけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香港ではニュースに見るような過激なことは何一つなく落ち着いていましたが

街のいたるところに民主運動の跡を見ることができましたし、若い人たちが何を考えどう行動しているのかもよくわかりました。

日曜日のデモの日に警官が街角にたくさん待機していたのも印象的な光景でした。

またみんなに会いたいなー。

 

 

 

 

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今月末からはI氏賞選考作品展に出品します。

岡山にゆかりのある若手を顕彰する作品展ですが、もう40歳になる僕は今年が最後のエントリーです。

若い人たちの作品に触れることで新たな刺激を得られることができればと思っています。

 

 

 

第13回岡山県新進美術家育成 I氏賞選考作品展

2020.1.29(水)−2.9(日)

10:00-18:00  月曜休館

岡山シティミュージアム

 

 

 

CONEEECTION (※Finished)

2020.1.9(Thu)-1.12(Sun)

9:00-19:00

Hong Kong Cultural Center

 

 

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電動ろくろ教室

オープンした当初から講師としてお世話になっている陶芸教室があって、先日そこのオーナーさんと話してたんですが。「最近ずっと忙しそうですけど、うちの教室に来るのは大丈夫ですか」って聞かれて、その時に僕の思ってることを話しました。

 

 

 

例えば電動ろくろという道具は初めて使うときがいちばんヘタで、やるごとにうまくなっていきます。やればやるほど。

それでベテランやプロの人たちはもう目をつむってても挽けるようにまでなります。

つまり一番最初に挽いたものよりヘタには挽けないんですね。時間をかけて何度も触って切って直してなんとか仕上げた1つ目には戻れない。僕はその初めてのころの感覚がすごく大事だと思っていて、だけど自分ではもう味わえない。だから教室で講師をやって、初めての人に作り方を伝えてそれからその人が真剣に作る最初の作品を見るのが、僕にとってもすごく大事だという話をしました。

 

 

 

 

 

画像の作品は当時教室で苦しみながら作ってたある方の作品で、無理を言って譲ってもらいました。いつも工房に飾って時々触って僕の初心を思い出しています。

 

 

 

 

少し話は変わりますが、ろくろがうまいというのは何を指すんだろうかと思います。

寸分たがわず薄く整っていて正確であるということと、ろくろがうまいということは別なんじゃないかなと。

それはたまたまろくろという道具を使ってはいるが、作品そのものの雰囲気としては道具の存在は希薄で、むしろその人そのものが立ち上がるような感覚。

そんなところにまで作品を持っていけている人が挽くろくろがうまいっていうんじゃないかなと。

だから器のサイズや形なども「挽けてる」作品と、そこまで届かない作品に分かれてしまう気がします。

 

僕がアシスタントを務めていたときに十河さんが「粘土っていうのは簡単に形になるからこわいんよ」って言ってたのを覚えています。

形になってるからもうそれでいいやと思ってしまいがちで、だけどそのままだとまだ届かないという意味だと思います。

勉強を惜しまず粘土に対して素直に、身体を健やかに。そういうことがそのまま粘土に移っていくものだと考えています。

 

 

 

話はそれましたが、そういうことで教室にはこれからも講師として在籍し続けようと思っています。1月28日(火)から電動ろくろの教室が始まります。まだ若干空きがありますので、興味がありましたら庭瀬陶芸工房のページ http://niwasekoubou.jp/ をのぞいてみてください。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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曹源寺美術展 知足 たるをしる

紅葉の時期に曹源寺に行ったのは今回が初めてでした。

すごくきれい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を撮る人がたくさん来てるのも納得。ここは格式を感じる雰囲気もあいまってすごくいいお寺ですね。

座禅会も定期的にされているようですてきです。

 

 

 

曹源寺での作品展に参加するのは第2回目とあわせて今回が2回目。

参加作家も増え内容も充実しているように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は正面から入ってすぐの手水場と参道を挟んだ対面にnwfシリーズを設置しました。

水中に入れたものと、風雨にさらしたものと。

レンガも自分で作ったのですが、これも風雨で形がどんどん変わっていてその変化が見れたのがよかったです。

(写真のものは2段になってる上段が設置したて、下段が設置後1週間たって崩れ始めてるものです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそうたるメンバーの中に呼んでいただけて、特に今回は金重愫さんといろいろお話できたのが収穫でした。

こういう出会いは本当にありがたいです。

近重さんにはたいへん感謝しています。

お越しくださったみなさまありがとうございました!

 

 

曹源寺美術展 禅と備前掘|梁

2019.11.16-12.1

10:00-16:00

護国山曹源寺 岡山市中区円山1069

 

参加作家

金重愫 金重有邦 平川忠 赤井夕希子 森和彦

岡部玄 梶浦徳雄 しばたゆり 七搦綾乃 加藤直樹

 

 

 

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Sans quoi cinq (サンコアサンク) vol.14 樋口奎人

先日までのサンコアサンクvol.13谷口聡子ではたくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました。

絶賛開催中の「驚愕 -超絶の世界-展」でもいろんな方に見に来ていただけてありがたいかぎりです。(11月10日まで開催)

瀬戸内市立美術館に行きたいとおっしゃられる方がかなり多く、それもこれも美術館の魅力作りにまい進されてる館長さんはじめ

スタッフのみなさんの努力の賜物だなと感じます。

10月6日におこなったワークショップ「のぞいてつくろう」は美術館でおこなう初めての造形思考を伝えるワークショップでした。

準備から当日に至るまで不安もあり当日にちょっとしたアクシデントもありでしたが、終始楽しくできました。

ご参加くださったみなさまありがとうございました。

その作品は会期終了までエントランス近くに展示されます。

そして、その時に撮ってもらったビデオも年内完成予定です。

 

参加者のみなさんの作品群

 

 

 

告知が1週間ばかり遅れてしまいましたがサンコアサンクvol.14樋口奎人 始まっています。

僕が初めて樋口さんの作品を見たのは東京でした。

失礼ながらその時は何も知らなくて、ただただおもしろみに溢れて印象に強く残っていました。

その後横浜で開催された陶イズムで樋口さんご本人にお会いして、今回の展示まで話を進めることができました。

 

 

 

 

 

 

今展では樋口さんの細胞状の作品150点をびっしりぎっしり空間に敷き詰めたインスタレーションと

うつわなども含めてかなりボリュームのある展覧会になりました。

 

技法の話をしますね。

この白磁のオブジェはつるんとした状態で高温で焼き締められたあとサンドブラストという方法で表面を削られています。

硬い磁器を削って穴を開けてあるんですね。

磁器土は焼かなければやわらかいので焼成前に加飾することも可能です。

でもそうしないのは「ゆがみが出ないようにしたいから」と樋口さんはおっしゃります。

ぴしっとした形で作るためにはサンドブラストで穴を開けるという大変な作業もいとわないというところが樋口さんのこだわりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樋口さんの揃った形へのこだわりは開梱の時にもおおいに感じました。

今まで扱った作家さんの中で誰よりも梱包が美しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この機会にぜひご覧ください。

手仕事でできる仕事の正確さとその執着心は20代とは思えないものがあります。

これからまだまだ活躍される作家さんのうちのひとりです。

 

 

 

 

Sans quoi cinq (サンコアサンク) vol.14 樋口奎人

2019.10.6(Sat)-10.21(Mon)

10:00-17:00

休廊 4と8のつく日、水曜日

Sans quoi (サンコア)

 玉野市築港1-4-15

 0863-32-0866

 http://gallerysansquoi.tumblr.com

 

(DMより)

磁土をサンドブラストで削り出していくことで、脆さや儚さの中にある美しさを探求しています。

2016年に大阪で発表しました「細胞」をテーマにしたインスタレーション作品を前回とは異なる表現で展観いたします。

また、物質が風化したようにも見える立体作品や、同様の表現の中にも凛とした独特の世界観を持つ器も展観いたします。

ぜひご高覧くださいますようご案内申し上げます。

HP: https://www.higuchikeito.com

Instagram: @keito_higuchi

 

 

 

 

 

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Sans quoi cinq(サンコアサンク) vol.13 谷口聡子

秋の虫の声はほんとに涼しげで心地いい。

夜が過ごしやすくて夏にそぎ取られていった体力が戻りました。

時々4歳の息子がクマゼミの鳴きまねをするんですが、それは秋の夜に聞いてもうるさく感じました。

 

 

(サンコアサンクでは作家の選考や展示のお手伝いをしています。)

谷口聡子さんは棒針でひと目ひとつずつニットを編んでいます。

それはニットというジャンルにとっては当たり前のことです。

ですが、彼女に強く惹かれた理由のひとつがその糸の細さです。

 

 

 

 

 

 

 

見えますかね。髪の毛より細い絹糸。それで編まれたくもの巣のようなニット。

こうなると方法としてのニットであって、ニットの感覚を越えてますね。

僕は同様の作品を森の中で初めて見ました。

遠くにいるときは気がつかなかった。でもなにかがそこにあるような気配を感じて。

それで吸い寄せられるように近づいてようやくわかりました。

情報の多い森の中で、認識できないくらいかすかなもの。

 

谷口さんとは初対面でしたがすぐに話が通じてお互いの考えが理解できて、それはそれはいい出会いでした。

あのときの森の展示室のレビューでも書きましたが、その存在自体がさまざまな感情や考えを運んできてくれるものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう仕事ができる谷口さんはほんとに素晴らしい。

これからもどんどん忙しくなるでしょうから、今のうちに玉野で見ておいてください。

震えますよ。僕は開梱、展示の間中ため息でっぱなしでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場内には同じ技法で作られたピアスやイヤリング、ネックレスもあります。

ニットもあります。写真集も。

ぜひ彼女の世界に浸りに来てください。

 

谷口さんのブログもおすすめです。https://satorinu.exblog.jp/

日々のなかで言葉を紡いでいるのかな、とても静かにささやくように。

 

 

 

 

 

 

 

Sans quoi cinq vol.13 谷口聡子 一瞬の集積

2019.9.17(Tue)-10.3(Thu)

10:00-17:00  休廊4と8のつく日・水曜日

サンコア Sans quoi

 岡山県玉野市築港1-4-15

 Tel  0863-32-0866

 

 

 

 

 

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【チャリティー展】第9回倉敷からの風 @ギャラリー十露(岡山県倉敷市)      【2人展】小谷栄次・加藤直樹 3.28-4.5 @岡アートギャラリー(岡山県岡山市)      【グループ展】灯りと私 4.9-19 @AXCIS CLASSIC(岡山県岡山市)      【Group exhibition】Toh-ism 5.14-17 @Sara Japanese Pottery (New York)      【クラフトフェア】フィールドオブクラフト倉敷 5.16-17@倉敷芸文館前広場(岡山県倉敷市)
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