私欲のやきもの

日々悶々と過ごす
陶芸家 加藤直樹の日常
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土と生きる -岡山ゆかりの現代作家-

わち山野草の森での「森の展示室」にお越しくださったみなさまありがとうございました。

初日は天気もよく散策にはぴったり。とても気持ちのいい環境でさまざまな気づきや体験のあった二日間でした。

特に谷口聡子さんのニットがすばらしかったです。

くもの糸のような極細の糸で編まれたその膜はそこにある気配を現していて、遠くから見るとなにかぼんやりとした存在がある、という程度なのですが、時間と手をかけて作られていてものの存在自体に思いが及ぶ作品でした。

一部の作品が5月6日まで延長展示されることになりました。

ぜひ春の森で心地よい時間を過ごしてみてください。

 

 

さて、ホームページでは告知していたのですが、ブログでの紹介が遅くなってしまいました。

 土と生きる -岡山ゆかりの現代作家-

今日から始まってます。ほんと遅くてすみません。

 

搬入した時に撮りました。

 

 

 

美術館での企画展に参加させていただけるというのは、いつも猫背の加藤も背筋が伸びます。

備前焼の作家さん5名とその他の焼物の作家さん4名の展示です。

3月の曹源寺での「生かされている」展でもそうでしたが、ひとくくりに備前焼と言えない多様さがあります。

他の土でもそうすが、その作家さんの思考や姿勢がそのまま土に映っているような。

これは土を扱う場合特に顕著な気がします。

ごくごくわずかな力の差で作品の表情がまったく変わってしまうのが土のいいところでもあり怖いところでもあり。

それは土に触れるその瞬間に集約されていますが、その作家の精神性や生活そのものと一続きに繋がっているのだと思います。

今展の「土と生きる」にはそういった意味あいを感じました。

 

4.28(土)と5.5(土)には参加作家と学芸員によるギャラリートークもあります。

みなさんが何を考え、土とどう接しているのか興味のあるところです。

よろしければお越しください。加藤も2日間とも参加します。

 

 

 

 

 

 

土と生きる -岡山ゆかりの現代作家-

2018.4.26(Thu)-7.1(Sun)

9:00-17:00 (入館は16:30まで)

備前市立備前焼ミュージアム

 岡山県備前市伊部1659-6

 Tel 0869-64-1400  fax 0869-63-8300

 休館日 毎週月曜日(祝日または振替休日の場合はその翌日)

 

【出品作家】

天羽 羽衣 阿波 夏紀 市川 透 江口 葉菜子 加藤 直樹 金重 潤平 小出 尚永 小橋 順明 三浦 義広

 

【関連行事】

○出品作家と学芸員によるギャラリートーク

 4.28(土)、 5.5(土・祝) 13:30〜 (30分程度)

 参加費無料(入館料は必要となります) 申し込み不要

 

○備前焼を用いたいけばな体験

 6.16(土) 14:00〜 (1時間程度)

 参加費無料(入館料は必要となります) 定員10名 申し込み 4.26(木)より開始

 

 

 

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  【グループ展】土と生きる 4.26-7.1@備前市立備前焼ミュージアム(岡山県伊部市)  【グループ展】フィールドオブクラフト倉敷 5.12-5.13@倉敷芸文館前広場(岡山県倉敷市)【個展】nature works 7.21-7.30 @サンコア(岡山県玉野市)
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