私欲のやきもの

日々悶々と過ごす
陶芸家 加藤直樹の日常
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フィールドオブクラフト倉敷2018

ゴールデンウィークに入ったころ、苦しんでいた風邪からようやく開放されました。

ただ足かせのように鼻がすっきりせず、軽やかにスキップするような気分ではなかったところが惜しい。

 

今年のGWは備前焼ミュージアムでのギャラリートーク2日間とその合間のフィールドオブクラフトの制作でめいっぱいでした。

ありがたいことです。

家族ももう「おとうさんいそがしいからー」で諦めてくれている。

そのぶん周囲の親族へ過大な期待を寄せているように見えるし、実際やはり連れ出してくれたり遊んでくれたりして本当にありがたいです。

 

 

釉薬を施し窯に入る前の作品たち

 

 

6年ぶりくらいかな、フィールドオブクラフト倉敷に出展します。

日ごろほとんど器を作っていないため、9割以上新作で臨む今回。

 

ただただ自分にどんなうつわが作れるのかという自問自答をおこなってきました。

すでに本焼きの火は入っていますが、いまだに悩んでいる。

これはいつものことなんですよ。自分の作るものに対していつも疑うような感覚があって。

 

抽象絵画を描くような気分で平皿を作りました。

箱はアシスタントさんにすごく頑張ってもらって作りました。

スプーンはその什器をすごーく忙しいアクセサリー作家さんにお願いして作ってもらいました。

ペンダントライトは、昨年家を新しくした時の流れで家族が喜びそうなものを作りました。

コップは春に金重有邦さんと話しててどうしてもろくろが挽きたくなって、勉強のつもりで作りました。

ポットは菅沼淳一さんに作り方を教えてもらって作り始めましたが、進歩がなくてすみません。

ジャーは思った形に仕上げるために片腕とも呼べる佐野さんにすごく頑張ってもらいました。

ワークショップ用の実や花はリースのpaleさんにいっぱい集めてもらいました。

そこで使う綿花は玄馬千里さんにたくさんいただきました。

 

 

paleさんが集めてくれた花や実

 

 

いろんな人の影響があって、いろんな人に助けてもらって、ようやくここまでなんとか進めてこれました。

僕なりのクラフトの形を提示できればいいなと思っています。

 

「採集瓶を作ろう」というタイトルで5/13(日)にワークショップもやります。

白磁の小さい瓶の中に綿花をほぐした綿を詰めて、その中に上の写真の実や花を入れます。

ドーム型のガラスのふたをしてできあがりです。

見本も置いてますので、前を通りかかると様子がわかると思います。

 

 

このクラフトフェアの実行委員になって7年がたちます。

いまだに委員の方々に迷惑かけまくりで、顔の皮だけは厚くなった気がします。

毎年この2日間がとっても楽しくて、ずっと続けばいいのにと思っています。

来られるみなさんにとっても楽しい日となりますように。

 

 

 

 

フィールドオブクラフト倉敷2018

2018.5.12(sat) 10:00-17:00

5.13(sun) 10:00-16:30

倉敷芸文館前広場 ※雨天決行

(DMより)

 全国からクラフト作家が集い、”掌から生まれるかたち”をテーマに暮らしに寄り添う作品の展示と、大人も子どもも楽しめるワークショップを開催します。新緑きらめく倉敷で、作り手との出会いをお楽しみください。

 

 

加藤直樹のホームページも更新しています。

http://yakimono.strikngly.com/

最近、オンラインストアもできました!

 

 

 

 

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